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　日頃から利益の状況をしっかり把握するように心がけましょう

売上から経費を差し引いて利益が算出されます。 誰がやっても同じ答えかというとそうではありません。１００人いれば１００通りの利益もあり得ます。

どうしてこうなるのかと言いますと、ひとつの事象については、多くの場合、複数の会計処理が存在するからです。例えば、減価償却の方法（定率法、定額法）や専従者給与・役員報酬の金額の決定、経費を発生又は支払ベースで計上するなどです。これらは全体の状況を充分に把握し、将来の利益の予測を的確に行った上でないと良い判断ができません。

何も考えないで帳簿を作成するのは最悪です。経営者と会計事務所がよく話し合ったうえで判断、選択することが大切です。そのためにも日頃から利益の状況をしっかり把握しておきましょう。